東洋医学からみた冬の養生法

いよいよ11月に入り、今年も早いもので残り2か月を切りましたね。11月は「霜月(しもつき)」とも呼ばれ名前の通り、霜が降りてくる時期であることからつけられた呼び名と考えられています。

 

また、11月8日は「立冬」で、暦でいうと冬の始まりになります。そこで本日は、東洋医学からみた「冬の養生法」をお伝えします。冬は寒さが厳しくなり、乾燥も気になる季節です。寒さで「気(特に陽気)」を消耗し、身体のバランスを崩しやすい時期でもあります。毎年やってくる冬と上手に付き合っていくために下記を参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

 

① 温性の食品を食べましょう。

 

冬は特に身体を温めてくれる温性の食品がおすすめ。(ごぼうやニンジンなどの根菜類や鶏肉、生姜など)特に血虚(※1)になりやすい方は、鉄分と動物性たんぱく質が摂取できる鶏肉を意識して摂取しましょう。食べすぎは脾胃(※2)に負担がかかるため、禁物です。胃腸に優しい食事を心がけましょう。

 

(※1:「血(けつ)」が不足した状態を「血虚(けっきょ)」といいます。「血」は赤い液体で、身体を潤す栄養と考えられてきました。現代医学の血液と大変似た概念です。)(※2:脾胃とは、胃調などの消化器の働き(機能)をさします。)

 

② 調理法を工夫しましょう。

 

サラダやお刺身はヘルシーですが、身体を冷やす原因にもなります。冬は生食を避け、ゆでたり、焼いたり、煮たりする工夫をしましょう。また、冷たい飲み物を避け、常温または温かい飲み物を心掛けましょう。

 

③ 睡眠をしっかりと取りましょう。

 

冬は寒さで気(エネルギー)を消耗しやすい季節です。睡眠をしっかりと取ることで消耗した気を補うことができます。睡眠の質を高めるために寝具を見直したり入浴時間を寝る二時間前に済ますことお勧めです。頭がのぼせている状態だと、なかなか眠りには就けません。頭寒足熱(ずかんそくねつ)(「頭の方は冷たく、足は温かく」を表した言葉)を意識しましょう

 

④ 身体をこまめに動かしましょう。

 

筋肉(骨格筋)は、運動時に熱を作る働きがあります。こまめに身体を動かすことで、全身を温めることができます。また、身体を動かすことで気も巡ります。(気が滞ると、気滞(きたい)という状態となり、イライラしやすくなります)

 

激しい運動等で汗をかいた場合は、身体を冷やす原因となりますのでしっかりとふき取りましょう。東洋医学からみると、冷えによって瘀血(おけつ)(※3)になる場合もあります。冷え対策をしっかりと行い、健やかな日々を過ごしましょう。(※3:血の流れが悪くなり、滞っている状態です。)

 

冬の養生の基本は温めることです。また、冷えは美容の大敵でもあります。血行が良いことで身体の隅々まで細胞に栄養がいきわたります。特に「五つの首(手首、足首、首)」は冷たい風に触れないよう、マフラーやレッグウォーマー、手袋、カイロ等で工夫しましょう。冬に無理をすると、春になってきちんと活動できなくなってしまいます。冬の間に日々養生し、健やかな春を迎えましょうね。

 

冬におすすめのツボ

 

自宅でセルフケアをしましょう。お灸がおすすめです。

太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみのところにあるツボです。このツボの下には、足の指先に行く血管(後脛骨動脈)が通っているので、ここを温めると足の先まで暖かくなりやすいです。

 

三陰交(さんいんこう)
足首にある内くるぶしから指三本分上に上がったところの骨のキワにあります。このツボは、足の冷えやむくみ、また婦人科系の症状にもよく使われるツボです。

 

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